いがらし歯科で今後歯科用レーザー(BIOLASE社のwaterlase iPlus)を導入されるということで、12月15日(日曜日)に大阪府で行われる歯科用レーゼーセミナー(DENTALEAD主催)に参加させていただいた。

レーザーとは、L=光(Light) A=増幅された(Amplification by) S=刺激された(Stimulate of) E=放出(Emission of) R=放射線(Radiation)の頭文字を取ってアインシュタインによって名付けられた。

また利点としては
痛みや振動が少ない/麻酔が必要ない/ハイパワーによる時間短縮/非接触によるレーザー照射で高い安全性/歯肉への熱発生が少ない/神経系にも非常に優しい/殺菌と治療が同時にできる/出血や腫れを抑える/術後の傷の治りが早い/歯茎の着色を取り除くことができる
など多岐にわたる。

今回導入されるBIOLASE社のwaterlase iPlusは他社では使用できない特殊な波長(2,780nm)を保有しており、処置内容に適した種々なチップ先端の形状を選択し、ジルコニアの除去やう蝕除去、根管治療、歯肉・小帯切除、歯石除去、インプラント治療、口内炎など様々な治療で使用できる。

今回のセミナーでは講師の先生方が日々臨床で使用している症例を見せていただき、処置内容に適したセッティングを学び、模型及び豚下顎骨を用いてレーザーを使用して実習を行った。

今回のセミナーは非常に勉強になり今までより治療の選択肢が増え、すぐにでも日々の臨床に生かしていけると感じた。また今後セミナーなどに参加し日々の臨床をより良いものにしていけたらと思う。
   
いがらし歯科医院 歯科医師 田中 佑樹