いがらし歯科医院といがらし歯科イーストクリニックは共同で毎月、院内セミナーを行っております。
院内セミナーは、毎月スタッフがランダムで3〜4人調べたものを発表します。11月は13日の診療後に行われました。今回は歯科衛生士が「広汎型慢性歯周炎の症例」について発表しました。

今回の症例は、歯ぐきの炎症が進行してしまった患者さんに対し、歯周基本治療を行い、改善がみられたケースです。
初診時には、歯ぐきの腫れや出血がみられましたが、口腔衛生指導やスケーリング・ルートプレーニング(SRP)などの基本治療を行うことで、炎症が次第に落ち着きました。

治療後の再評価では、出血が減少し、歯ぐきの色も健康的になっていることが確認できました。必要に応じて一部の歯を抜歯し、口腔内全体のバランスを整えることで、清潔な環境を保てるようになりました。

この症例を通して、患者さん自身が日々のセルフケアを続けることの大切さを再認識しました。また、信頼関係(ラポール)を築くことで、治療に対する理解と協力が得られ、より良い結果につながることを改めて感じました。

今後も当院では、定期的なメンテナンス(SPT)を通して、歯周病の再発防止と長期的な健康維持を目指してまいります。