◆インプラント治療をご存知ですか?

失った歯の変わりに、あごの骨の中に人工の歯根を植えて、セラミックで作った歯をつける方法で、自分の歯と同じように使うことができます。

取り外しの必要な入れ歯がどうしても嫌な方、歯が抜けた部位を治療するのに隣の歯を削りたくない方、 天然に近い噛み合わせを回復したいとお考えの方、自然に近いかみ合わせを回復したいとお考えの方などには、インプラント治療は有効な手段であると言えるでしょう。
詳しくは、お気軽にご相談下さい。

◆インプラントの種類

アンキロス
インプラントシステム
・主にヨーロッパで広く使用されている
・骨に対しての親和性が良い
・インプラントの形態が画期的
オステオスピード
インプラント(EV)システム
・世界3大インプラントの1つで国際的にメジャーなもの
・特にアメリカでのシェアが多い
・骨の吸収が少ない的
・論文数も多い
ノーベルバイオケア
インプラントシステム
・世界最大大手メーカーである
・軟らかい骨質でも良好な初期固定を実現
・審美性が要求される部位にも有効なデザイン
・世界で最も多い臨床実績をもつ会社のも
カムログ
インプラントシテム
・ドイツ製
・ヨーロッパでシェアが伸びている
・アバットが豊富で補綴の応用が広い

そもそもインプラント治療とは?そんな疑問や質問についてQ&A方式で動画を作成しました。
以下の動画を参考にご覧ください。

Q.インプラント治療は大変ですか?
A.手術の必要があります。手術は親知らずを抜くよりもらくだったとおっしゃいます。手術時間は1~2時間程度です。(治療内容によって異なります)また、ご希望があれば麻酔の専門医による心を落ち着かせる麻酔をすることが可能です。インプラントが骨と癒着するまでに2~6ヶ月必要です。さらに、人工の歯を作るのに1~2ヶ月必要です。(治療内容や症例によって多少増えることがあります)

Q.インプラントとブリッジの違いはどんなところ?
A.ブリッジは、歯が無くなってしまったところと両サイドの歯を橋のように繋げてかぶせ物をする治療です。健康な歯を削ることが嫌な方や、周りにつなげられる歯がない方には適応できません。使う材料により保険適用治療となります。
インプラントは歯が無くなったところの骨にインプラント体を埋入し、人工的な歯を立てます。周りの歯に負担がかからず、自然の歯と同じ噛み心地なのがポイントですが、自由診療です。*一部のがん治療後などの場合は大学病院等で保険適応される場合があります。

ブリッジ

インプラント

Q.痛みはありますか?
A.むし歯の治療などでも使用する局所麻酔を使って手術をしますので、痛み自体は少ないですが、有意識下で行う為、不安な方には眠ったような状態になる、【静脈内鎮静麻酔】をお勧めします。大学病院から麻酔科医の先生に来ていただくため、別途¥55,000(税込)いただきます。【静脈内鎮静麻酔】をすると、うとうとしてきて、目が覚めた時には手術が終わっているというような感じです。

Q.一生持つのでしょうか?
A.残念ながらインプラントはすべての方が一生使用できる訳ではありません。中には除去しなければならない場合もあります。除去しなければならない原因の多くは「インプラント周囲の骨が炎症」することです。骨の化膿が広がらないうちに除去すれば危険なことはありません。当院でも100%成功する訳ではありません。しかし、骨の状態に問題が無ければ再度インプラントをすることができます。 インプラントの寿命は健康状態やあごの骨、かみ合わせ、お口の中のお手入れの状態によって変わってきます。大切に使えば10年以上使用できる方が90%以上いらっしゃいます。当院の15年残存率は2015年現在約98.1%です。

Q.インプラントはどのくらいもちますか?
A.当院での5年以上の長期的な成功率は上顎97%・下顎98%です。5年残存したものは安定的と言われていますが、インプラント埋入後の定期的なメンテナンスはとても大切です。
メンテナンスをしていないとインプラント周囲炎のリスクが高まり、周りの骨が溶けてしまう事がありますので、しっかり管理していきましょう。

Q.インプラント治療は誰でうけられれるのでしょうか?
A.残念ながら現時点では誰もが受けられる治療法ではありません。
年齢、健康状態、あごの骨の状態、口の中の状態などによりできない場合があり、以下のものがあげられます。

・15歳以下の方
・手術に適していない体調の方
・コントロールされていない全身疾患を有してる方
・金属や麻酔等のアレルギー体質の方
・あごの骨がやせている方
・お口の手入れがよくない方

その他
 これらの方は、顎の成長がすることや細菌による抵抗力が少なかったり、インプラントなどがかむ力に耐えられなかったりするので適応できないことがあげられます。また、インプラントは、自分の歯に比べ歯周病菌に対する抵抗力が無いので、食べたらよく磨く必要性があります。

◆インプラントの金額

Q.インプラントの費用は?
A.お支払方法は現金、カード一括払い、デンタルローンからお選びいただけます。インプラント手術は医療費控除の対象となります。

治療法料金(税込み)説明
インプラント1本286,000円人工歯根をあごに植える治療です。チタン等のもので生態親和性が高い材質を使用しています。
人工の歯(1本)110,000円人工歯根を植えるだけでは物はかめません。人工の歯(差し歯)を入れることによってかむことができます。
*前歯部審美修復
(上顎前歯部のインプラントをされる方)
55,000円前歯の骨の状態による歯ぐきの歯頸ラインがそろわない患者様に適応されます。インプラントの最初の手術を行った時の骨の硬さと状態により適応される患者様がいます。
*骨再生誘導法44,000円インプラントを埋めるのにあごの骨が薄かったり、細かったりする場合に行う手術です。
*骨の移植16,500円インプラントを埋めるのにあごの骨が軽度の吸収をしている場合に人工の骨を使用して骨を造成します。
*挙上ソケットリフト33,000円上あごの骨が無くインプラントを植えるのに十分な幅が無いときに行う治療です。
*サイナスリフト
(ラレラルプローチ) 
77,000円上あごの骨がほとんど無く、インプラントを植えるのにほとんど幅が無いときに行う治療です。
*静脈内鎮静法55,000円インプラントを行うのに不安な方に、心が落ち着かせる麻酔を行い治療をする方法です。
CT(精密検査料)11,000円インプラントを植える前に骨の状態を細かく調べる方法です。
*ソケットプリザベーション11,000円インプラントを植える前に骨の状態を細かく調べる方法です。
*ソケットプリザベーション用
リグロス(1本分)
33,000円ソケットプリザベーション時に使用する、歯を支えている骨を強くする薬です。

すべての治療が必要なわけではありません。「*」がついている治療は必要のある場合のみ行う治療です。
静脈内鎮静法は手術が怖かったり、音が嫌な方にオススメです。
腫れなども抑えるお薬も入っていますので、術後も体の負担が少ないです。

ご不明点やご質問はお気軽にスタッフにお問い合わせください。
患者様に寄り添って、最適な治療を進めていければと思います。